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梅シロップ作り

2021-06-04
梅のヘタをとり穴をあけます
氷砂糖と梅を交互にビンの中へ…
完成!楽しみだ~
 今年も4・5歳児クラスで、梅シロップ作りを行いました。
 例年だと、もう少し後に行うのですが…おイモの苗植えが例年より1週間遅れたこともあって、今日実施することになりました。
 4歳児は全員はじめてとの事で、やる事すべてが新鮮といった感じの雰囲気でしたが、5歳児は2回目ということもあり、またご家庭でも作ったところもあるようで、落ち着いて集中して作業をすることが出来ました。
 まず梅の花から青梅が実り…というお話から、続いては青梅の毒性について、今日の作業工程を説明する間、目をキラキラさせていた子ども達に、いよいよ実際に「青梅」の実を手に渡すと「冷たーい!」あっ、それは栄養の先生がきれいに洗って冷蔵庫で保管してくれていたからだけど…「かたいよ~」「なんかつるつるじゃなくてなんだか気持ちいい」「梅ジュースのにおいがする~」と、いろいろな意見が出てきました。中に「これ、アイリスガーデンに落ちてたの持ってきたの??」という子もいて、苦笑してしまいましたが…アイリスガーデンに落ちていたのは桃の花の実だから種類が違うな~…とお話しつつ、楽しい活動の時間を過ごすことが出来ました。
 今日の帰りは、保護者を梅のビンの前に引っ張っていって「みてみて♪」と嬉しそうにお話をしている子ども達の姿がありました。

 昔ばなしを始めますと…私の梅シロップの思い出は小学生の時。水戸に住んでいたのですが、梅の名所にもなっている弘道館が小学校の近くにあり、そこから大量の梅をいただいて、その梅をみんなでシロップ漬けにした思い出があります。小学生の時、竹ぼうきを持って弘道館の掃き掃除に行ったり、毎年梅が満開の時期には画板をもって写生に行ってしました。梅の咲く頃はまだ寒いので、あまりうれしくは無かった記憶があるのですが、大人になって振り返ると、なんとも風流な環境で学生時代をすごしていたのだな…と思いつつ、梅の香りをかぐと、その時の記憶がよみがえります。
 
 ちょうど運動会の練習を始める頃には出来るでしょうか…疲れた時に、爽やかな梅ジュースを楽しみに、ビンの中の梅シロップの観察をしていきたいと思います。

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