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おいもほり

2021-10-18
 先週お芋ほりを行いました。
 前日に、年長児が見学する中、おイモのツルをカットする機械を農家の菊地さんにお願いし、ツルが木っ端みじんになっていく中、久々に出ていた黒いマルチビニールをはがし、お芋ほりの準備完了!
 アイリス保育園のお芋畑は、完全無農薬栽培なので、おイモの葉っぱが葉脈だけになってしまう!?と心配するくらい、幼虫さん達がムシャムシャと葉っぱを食べておりましたが、それもその日が最後…おイモの収穫に影響は出たかどうか…
 さて、お芋ほりの日、子ども達は軍手と長靴の完全装備でのぞみました…
 今年のお芋ほりの様子…今年も個性的な子ども達でした…集中してひたすら目の前の土を掘り進める子…芋を掘るよりも、誰かが掘っているところに近づいていって、掘ったおイモをカゴへ運ぶことが楽しい子…おイモの根っこがつながっていることに興味を持ち、お芋ほりではなく根っこ掘りに夢中な子…途中でポキッと折れてしまったおイモからジワリと出てくる白い汁を見つめ、何度もポキポキおイモを折っては白い汁をみつめている子…それぞれのお芋ほりを楽しみました。
 収穫量は、昨年よりは減り、サイズもいつもなら特大と大が多いのに対し小と中あたりが多く少なめでした。でも用意したコンテナはだいたいいっぱいになり、今年も子ども達全員へお土産として配布する事が出来ました。『シルクスイート』という種類のおイモがメインで、残りのスペースに『紅アズマ』と2種類のおイモが収穫できて、食べごろは2週間置いてから以降…昨年の感じでは熟成させると甘味増して本当に美味しかったので、今年も味見が楽しみです。
 これから、給食や4~5歳児はクッキング、あと芋版など制作で楽しみます。
 今年は、農家の菊地さんと髙野さんに「アイリスさんほど、本気で食育やってるところ見た事ないよ…他は、収穫だけ子どもと先生がやって、後は農家に頼むところが多いっていうのに、苗植えから収穫まで自分たちでやってるってすごいよな…」と、お話をいただきました。
エッ?!…
 子ども達とおイモの生育を楽しみにお散歩がてら見に行っては、草取りをし…子ども達は虫取りに夢中ですが…おイモ出来たかな~…まだだよ~…なんて会話をくり返しながら、毎年お芋ほりの日を迎えております。職員にとっては大変ですが、子ども達の笑顔を見ると苦労もリセットです!
 そしてこの食育活動が実現できるのも、陰でいつもご指導していただいている農家の髙野さん、菊地さんや、草刈りや草取りを合い間を見つけては手伝ってくれている法人の事務の皆さんのご協力あってこそです。今年もありがとうございました(^-^)
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